ダッシュボード フィルターとそのプロパティ

    ダッシュボード フィルター プロパティにアクセスする

    新しいダッシュボード フィルターを追加するには:

    1. ダッシュボード エディターに移動し、[フィルターの追加] を選択します。

    2. [ダッシュボード フィルターの追加] をクリックまたはタップします。

    Dashboard Filter option
    1. データ ソースを選択します。

    2. ダッシュボード フィルター メニューが開きます。ここで、別のデータ ソースに切り替えて、ダッシュボードとして使用するデータセットを選択できます。

    Dashboard Filter confugaration
    1. フィールドを選択したら、[フィルターの作成] をクリックまたはタップします。
    Dashboard Filter create button

    フィルター設定の概要

    フィルターの以下の設定を変更できます:

    Dashboard Filter settings menu
    • タイトル。ダッシュボードのタイトルのすぐ下に表示される、ダッシュボード ィルターのタイトル。デフォルトで、これはフィルターとして使用されるフィールド名です。

    • 表示フィールド/要素。ダッシュボード フィルターとして使用されるデータセット内のフィールド。

    • 選択。この設定では、次を構成できます。複数選択 (一度に複数の値を選択できます) および/または必須選択 (少なくとも 1 つの値を常に選択する必要があります)。

    • データ フィルター。この設定により、ダッシュボード フィルターに使用されるデータ ソースにフィールド フィルターとルールを適用できます。

    • 接続された表示形式。ダッシュボードを表示形式に接続するかどうか。

    表示フィールド

    Note

    Microsoft Analysis Services および Google アナリティクスのデータを使用するダッシュボード フィルターの場合、この設定の名前は [表示する要素] です。

    表示するフィールド/要素設定は、ダッシュボード フィルターの値を表示するために使用されるデータセット フィールドを指定します。リスト値は、元のデータセットで複数回表示された場合も繰り返されません。

    ダッシュボード フィルター名の隣りのオーバーフロー メニューで [編集] ボタンをクリックして、編集モードで表示列を変更できます。

    Edit dashboard filter

    複数選択

    Analytics は、複数のダッシュボード フィルター値の同時選択をサポートしています。これにより、コレクション内で要素を並べて比較できます。たとえば、[HR ダッシュボード] で複数の選択を有効にすることで、さまざまなオフィスの雇用や欠勤を比較することができます。

    Filters multiple selections applied to a dashboard

    複数選択を有効にするには、次の操作を実行する必要があります:

    1. ダッシュボードを編集モードに切り替えます。

    2. ダッシュボード フィルターのオーバーフロー メニューから [編集] を選択します。

    3. [選択] をクリックまたはタップします。

    4. [複数選択] チェックボックスをオンにします。

    Multiple selections for dashboard filters

    必須選択

    ダッシュボード フィルターで選択オプションを必須または無効にできます。デフォルトでは、選択は不要です。選択オプションで、ユーザーがすべてのダッシュボード フィルター値を解除することができ、実行したクエリからフィルターを削除します。クエリはデータ ソースのすべてのデータを取得し、ダッシュボード フィルター行に「選択なし」と表示されます。

    須選択を有効にするには、次の操作を実行する必要があります:

    1. ダッシュボードを編集モードに切り替えます。

    2. ダッシュボード フィルターのオーバーフロー メニューから [編集] を選択します。

    3. [選択] をクリックまたはタップします。

    4. [必須選択] チェックボックスをオンにします。

    Required selection fo dashboard filters

    データ フィルター

    ダッシュボード フィルターに表示されるデータセットのフィールドにフィルターを適用することもできます。これにより、特定のフィールドの null または空の値をフィルター アウトできます (空の値のフィルター)。特定の値を選択するか、フィールド タイプに応じてオプションを変更するためにフィールドにルールを追加することもできます。詳細は、「フィールド フィルターとルール」トピックをご覧ください。

    たとえば、Fullname フィールドを使用して HR ダッシュボードのデータをフィルタリングする場合、ダッシュボード フィルターは会社のすべてのオフィスの従業員リストを表示します。

    Fullname dashboard filter applied to HR Dashboard

    ここでは、特定のオフィスで働いている従業員だけをフィルターとして使用する場合は、データ フィルター プロパティを適用でる、たとえば、London, UK。それにより、ダッシュボード フィルターには、ロンドンオフィスで働く従業員のリストが表示されます。

    ダッシュボード フィルターにデータ フィルターを適用

    フィルター リストに特定のオフィスで働いている従業員のみ (たとえば、London, UK) を含める場合は、以下に示すようにデータ フィルターを適用します。

    1. ダッシュボード フィルター設定のデータ フィルターに移動します。

    2. 表示フィールドプロパティで Fullname を選択します。

    3. [フィールドの選択] をクリックまたはタップして、リストから Office を選択します。

    Select a field for a data filter in the dashboard filter settings menu
    1. 次のダイアログで、適用するフィルター タイプを選択します (この例では、[値の選択] を選択します)。
    Dashboard Filters Filter type option
    1. リストから London, UK を選択し、[フィルターの作成] ボタンをクリックまたはタップします。
    Filter data example

    Microsoft Analysis Data を使用したダッシュボード フィルター

    MS Analysis のダッシュボード フィルターを構成する場合、いくつかの詳細があります (以下のリストを参照)。

    Dashboard Filter dialog when configuring an SSRS filter
    1. 表示される要素 - ダッシュボード フィルター値を表示するために ディメンション階層またはレベル データ フィールドを選択できますが、メジャー データ フィールドは選択できません。

    2. (オプション) メジャーにデータがある場合のみ表示 - メジャーを選択して、ダッシュボードのフィルター リストを特定のメジャーのデータを含む値に制限します。

    たとえば、上のスクリーンショットに見えるように、Product ディメンションは [表示する要素] として選択されているため、ダッシュボード フィルターには製品のリスト (自転車、衣服など) のリストが表示されます。 [メジャーにデータがある場合のみ表示] フィールドの Internet orders メジャーを追加選択すると、Internet orders メジャーに関する情報を含まないダッシュボード フィルター値を除外します。自転車のインターネット注文がない場合、その製品はダッシュボード フィルター リストに表示されません。

    次の手順

    ダッシュボード フィルターを作成したので、フィルターを適用する表示形式に接続する必要があります。詳細は、「ダッシュボード フィルターを表示形式に接続」トピックをご覧ください。