サーバーでデータの処理

    基本的に、データ ソースに接続すると、サーバー上のすべてのデータがローカルに読み込まれ、ダウンロードされます。このようにして、データセットを並べ替え、フィルタリング、集計、および表示形式に使用することなど、Analytics 内で直接処理できます。

    数百万のレコードが含まれるような非常に大きなデータセットを持つデータ ソースの場合、ローカルで使用するためにデータをダウンロードすることは得策ではありません。その理由で、Analytics では代替アプローチとしてサーバー上で直接データを処理する機能が提供されています。

    サポートされるデータ ソース

    Analytics で利用可能なデータ ソースの一部では、サーバー上で直接データを処理するアプローチのみが使用可能です。以下があります:

    サーバーでのデータ処理は、次のデータ ソースに対して有効にできるオプションです:

    サーバー上でデータを処理を有効にする方法は?

    サーバー上でデータを処理機能を有効にして、それをサポートするデータ ソース (上記を参照) のいずれかに接続できます。

    データ ソースの初期構成を行う方法の詳細については、上記の箇条書きリストで 3 つのデータ ソースのいずれかを選択し、設定方法に関する記事をご覧ください。 接続を設定すると、[データ ソースの詳細] ダイアログが表示されます:

     Process data on server checkbox in the Set Up the Database dialog in PostgreSQL

    [サーバー上でデータを処理] がデフォルトで有効になっていることに注意してください。データがサーバー上で処理されるときに、制限されている機能 (以下の制限を参照) を使用する必要がある場合は、この機能の横にあるチェックボックスをオフにすることを検討してください。

    制限

    サーバー上でデータを処理機能は、全てをローカルにはダウンロード出来ないような、非常に大規模なデータセットで表示形式を構築するのに役立ちます。ただし、この機能により、有効になっているデータ ソースの使用にいくつかの制限が生じます。

    [サーバー上でデータを処理] が有効になっている場合、次の機能は表示形式エディターでサポートされません

    表示形式エディターの事前計算フィールド機能に制限が適用されます。使用できない関数は、[計算フィールドの作成] ダイアログでグレーアウトされます。 このダイアログで、リンクをクリックして、サーバー上でデータを処理機能を無効にすることができます。

    Disable Process Data on Server prompt in the Calculated Fields dialog